トリノ郊外コレーニョCollegnoのレウマン村villaggio Leumannの門の一部を描きました。
村と言っても、今は町の中にある一画です。
建築家ピエトロ・フェノーリオPietro Fenoglioによって、リバティ様式(アール・ヌーヴォーのイタリア呼び)で建てられました。
レウマン村は、19世紀の実業家ナポレオーネ・レウマンが建てた紡績工場と、労働者が暮らす住居、教会(紅白のシマシマでかわいい)などが残っています。
100年以上前、労働者に仕事と住む家などを提供した地域なのです。
ガイドブックにはあまり載っていません。
今も住民が暮らしていますし、お店もあります。
地元の学校では社会科見学で行くそうです。
個人客向けのガイドツアーは毎月最初の日曜日(8月と1月を除く)に行われています(要予約)。
トリノのポルタ・ヌオーヴァ駅からコレーニョ駅まで電車で15分くらい。
レウマン村は駅から1.5kmくらい。
または地下鉄パラディーソParadiso駅で降り、バス36番に乗ればレウマン村の目の前の停留所まで行けます。